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2020年7月24日金曜日

英語を話せてよかったこと①

今はこうやって、小学生から高校生まで英語を教えることを生業としてしていますが
決して学生の頃から英語が得意だったわけではなく、
またそんな英語を誰かに教える日が来るなんて
皆さんの年のころは全く思ってもいませんでした。

でも今、こうやって皆さんに日々、英語を教えています。
本当に不思議です。

皆さんに教える中で、常に定期テスト、英検、高校入試、大学入試…と
様々な目標に向かって、皆さんの目標に近づくために
なるべく厳しく結果を求めるようにしています。

ただ一方で、自分の英語を手に入れた環境は
皆さんとは全く異なり、
学校や定期テストや大学入試ではなく
誰にも習うことなく、自力で英語を
必要に駆られて使うことで磨き上げてきました。

ホストファミリーがベジタリアンだと分かった時、
寮でルームメイトが彼女を連れてくることを注意するとき、
新しく格安電話会社に乗り換える時、
ハナウマ湾の生態についてのレポートを課題で書き上げなければならない
・・・などなどです。

結局、こうやって30年近く英語の側で暮らしてきて思うのは
英語はあくまでも言語なので、人に習えることは限られていること。

そして言語が故に、使うことを想定して学習しないと
絶対に使えるようにならない事です。

これまでに英語が使えてよかった…と思った瞬間がたくさんあります。

その瞬間を皆さんと共有し、皆さんの輝かしい未来への
想像力の糧にしてもらえたらと思います。

「英語を話せてよかったこと①」

高校を卒業した後、大学に進学せず
ニュージーランドに語学留学することを決意しました。
英語は本当に情けないくらい話せなくて
最初の3カ月は日本の大学に進学しなかったことを後悔しました。
日本に帰りたいと思ってばかりいました。

ただやはり石の上にも3カ月。
じっと耐え続けてホストファミリーと毎食を共にし
語学学校でレッスンを受けているうちに
日常で使う会話に相槌が打てるようになるんです。
的確に相槌が打てるようになると
相手は話を止める必要がなくなるので
会話がスムーズになります。

もちろんこれまでのルーチンではない
新しい話題や場面になると
相槌は出来なくなりますが
そこも学習です。
次には相槌が打てるようになる。

そうなるとできる事が増えます。
自分の行動範囲、そして友人関係、世界が広がります。

近くのチャイニーズレストランで
フライドライス以外のものを注文できるようになります。

ホストファミリーがサーフィンに行くときに、
友達を連れていくことを頼めます。

夕食後ソファーでテレビを見ながら、
少しだけホストファミリーと同じ場面で笑えるようになります。

これは本当に素敵な瞬間です。

そしてそんな瞬間を過ごした半年後、バックパック一つで
ニュージーランド一周を決行しました。

今考えるとあんな英語力で18歳の自分が、一人で目的も決めずに
ユースホステルからユースホステルに行けたもんだと思います。

でも出来たんです。若さって怖いですよね。

この時は英語で自分の内面を表現することはまだできませんでした。
でも英語を使って、自分の目標を自分一人の力によって
達成することができたことが
僕にとって初めて英語を使えることの素晴らしさを感じた瞬間でした。

今でもその時の写真があります。
全て自撮りなので、僕の顔が大きすぎて
どこで撮った写真かも分かりません。
でも今でも記憶の中では鮮明に覚えています。

カイコウラという町で見た野生のアザラシや
ダニーデンという駅の外にある花壇の植え込み、
ウエリントンから乗ったフェリー風景、
ロトルアでみた、温泉の噴き出すしぶき。

皆さんはこれから本当にたくさんのものを見て
沢山の人と出会い、沢山の経験をしていきます。

是非、その未来に英語を一緒に持って行ってください。

その沢山の人に、自分の国以外の人を加えてください。
その沢山見る景色に、他の文化が大切に守っているものを付け加えてください。
その沢山の経験を
今世界が抱えるたくさんの問題についての解決方法を
見つけ出す手助けとして利用してください。

もう僕には見ることができませんが、
皆さんの目を通してまた見ることができる。
本当にみなさんの未来が楽しみです。

目の前の結果だけでなく、一つ先の未来の自分に向けて
いま、少しづつ積み上げていってください。
応援しています。

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