4月からフォニックスの勉強を本格的に始めました。
①子音→②短母音→③マジックE→④礼儀正しい母音
と続ける中で、子供たちに大きな変化が表れてきました。
1年前まではほぼ英語の文字は読めませんでしたが、
今では初めて見る難しい単語も果敢に読みます。
そして結構な頻度で正確に発音します。
意味がしっかり分かり「読める」ようになるのも大切ですが、
まずは意味が分からなくても
躊躇なく口に出して「読む」ことが大切だと思っています。
これは英会話も同じです。
英語の文字を読むとき(書くとき)、とても戸惑うのは母音(a,e,i,o,u)です。
日本語は基本的に子音(母音以外)と母音がセットになって発音されます。
果物 フルーツ fu-ru-tu→ fruit
数字の5 ファイブ fa-i-bu → five
でも英語は子音の後に母音が続くとは限りません。
また母音も、
アルファベット読み(エー、ビー、シー・・・)と
フォニックス読み(ア、ブ、ク・・・)
では音が違いますし、母音が2つ並ぶと音が変化することがあります。
中学でこれまで英語を書いたことがない生徒は、ここで混乱し本当に苦労します。
混乱することが分かっているのでこちらとしては先回りして
これらのルールを、毎週少しづつ、小学生のうちに遊びながら学んでいきます。
そうすると子供たちは当たり前のように習ったことを応用し、
英語の文字を「読む」ようになります。
そんな様子を見ていると
「習うより慣れろ」"Practice makes perfect"
とは語学学習においても重要なのだと気づかされます。
教える側としては、「習う」情報を厳選し、
それを楽しく効果的に伝え
その後、彼らが「慣れ」るために応用できる環境を用意し、
英語を自分のものにしていく姿を、
しっかりと見守り支援していきたいと思います。
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